[新型コロナ関連論文]COVID-19流行の制御のために学んだ機械を用いた新マスクの検出技術

[新型コロナ関連論文]COVID-19流行の制御のために学んだ機械を用いた新マスクの検出技術

2021.08.25

 

 COVID-19は、2019年から驚くほどの早さで世界中に拡大しています。

 この蔓延の理由の1つは、抗COVID-19ウィルス薬の不足です。

 COVID-19は、感染者からの息、咳、鼻水から容易に感染し、主な症状はインフルエンザと同様です。

 このため、現在の状況においての最も有効な予防は、マスクの着用による鼻と口のカバーとされています。

 政府と世界保健機構によると、病院や市場などの人流の激しい場所では、全員がマスクを着用すべきとしています。

 今日の環境では、マスクの着用を物理的に点検することは、人件費の観点からもに困難です。

 そこで、本論文では、顔のカテゴリー分類システムを用いたマスク着用の有無を検出する機械を紹介しており、簡易防犯カメラシステム(CCTV system)との接続により、マスク着用の人だけの入室を許可することができるかもしれないとしています。

 ご興味をお持ち頂けましたら、以下のリンクをご参照ください。

 https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2214785321052275