[新型コロナ関連論文]航空機の排水におけるSARS-CoV-2オミクロン (B.1.1.529) 株の検出
2022.03.17
[新型コロナ関連論文]航空機の排水におけるSARS-CoV-2オミクロン (B.1.1.529) 株の検出
2022.03.17
2021年11月26日に世界保健機構が、新たに検出したSARS-CoV-2系B.1.1.529、懸念されるオミクロン変異株(VOC)を示しました。
オミクロンVOCのゲノムは、50以上の変異を持ち、その多くが、感染性、異なる重症度、抗体反応から逃れる可能性と関係をしていました。
B.1.1.529がVOCとして示されてから、世界中で、移動制限や国境コントロールが報告されました。
著者らは推定的にオミクロン株を、2021年11月25日に、世界保健機構のガイダンスに沿って、南アフリカのヨハネスブルグからオーストラリアのダーウィンに到着した航空機の排水サンプルから検出しました。
オーストラリア当局は、搭乗していた後にオミクロンVOCと決定さえれたSARS-CoV-2に罹患していた1人の旅行者を発見しました。
その後に同航空機の排水を調査したところ、オミクロン株(B.1.1.529 BA.1)が確認されました。
著者らの今回の1人搭乗者のオミクロンOVCの航空機の排水を通した検出と確認は、航空機の排水が感染症、特にCOVID-19、の独立した非干渉な調査ポイント重要の役割を将来的に支持することとなりました。
ご興味をお持ちいただけましたら、以下のリンクをご参照くださいませ。
Detection of the Omicron (B.1.1.529) variant of SARS-CoV-2 in aircraft wastewater - ScienceDirect