蜂その4
2016.08.15
蜂その4
日暮れ前に、従兄弟参上。
スズメバチマグナムジェットプロを渡す。彼は防護服を着てマグナムジェットプロ2本を両手に巣に向かう。
巣らしき所をめがけて一斉射撃。飛び出して来る蜂は反対側のマグナムジェットプロで攻撃。何となく西部劇風、未来型2丁拳銃バージョンだ。
4本でほぼ全滅させたが巣が見つからないとの事。場所が押し入れの外側だったので内側からも確認したが全くハチの巣らしき物はない(当然といえば当然だが)。
壁を壊しても良いかとの事だったので、即OK!
翌朝早く、従兄弟、再度参上。早速壁を壊すというより剥がし始める。
この従兄弟君、身長180cm程でがっちりした体格、更に私の母より10歳年下の叔母の3番目なので、私より一回り以上若い。段取り良く、大胆に作業を進める。
巣を見つけたとの事。更に巣を攻撃し、取り出してきた。
外壁と内壁の間に小さな穴がありそこから入り込み、内壁と外壁の間の
巣を作っていたのだ。
従兄弟曰く、この蜂は黄色スズメバチとの事。更に女王蜂と働き蜂を持って来た。
確かに女王蜂は、確かに働き蜂より一回り大きい。
OUTとなった女王蜂の写真を私が撮らなかったのは、武士の情けだ。
従兄弟、剥がした外壁を、雨に濡れても良いように、とりあえず修復してくれた。
写真&文 田辺熱