命日

2013.07.31

命日

今日は父の命日です。
あの日も真夏の暑い日でした。

寺田寅彦を尊敬し、夏目漱石の愛読者で、他人の心配事をいつも親身になって解決をしている姿が心に残っています。


歴史、文学、化学、地質、経済、何を聞いても百科事典の様に教えてくれ、そんな父ですが、私の頭脳は。。誠に残念!

里帰りの時間はいつも庭に置いてある籐いすに腰掛けて、帽子をかぶり本を片手に車から降りる息子に向かって「◎君よく来たね~」と迎えてくれました。

人生の終焉を迎える時どんなことを私たちに伝えたかったんだろうと考えると、計り知れませんが、父の死後数年たち
私たち兄姉、甥、姪たちや其の子供たちが仲良く実家に揃って、広い家の中を走り回っている。

賑やかに、育ててもらったことに自慢話をしていることも喜んでいるでしょう。

季節を感じさせる庭木の話や、行事を大切にする精神、日本食の大切さや日本人であることの誇り、
口癖は 「その覚悟はあるか?] でした。

死後数年たち夢に出てきた父は向こうの皆さまに大歓迎をされ、皆さんが総立ちで拍手でお迎えをしてくれていました。 きっと天国です。

良い夢が見れて本当に安心しました。

ラン.JPG昨年12月10日設立記念日に兄姉から贈られた欄が2回目の花を、偶然にも、今日咲かせてくれました。

何時も気にかけてくれてありがとうございます。









写真&文: 部長