社員日記
Yuksek
蜂 エピローグ
怪我の功名?
とは言い難いですが、蜂に刺された場合の対処法については、
恥ずかしなら、全く知りませんでした。初めて知りました。
・近くに水場があれば、先ず流水で刺された所を洗い流すことだそうです。
看護士さん曰く、蜂の毒は水に弱いとの事です。
・刺された所に、針が残っている場合は絞り出さないで下さい。
このことについては、ネット上に、予防方法や刺された場合の
対処法について書かれているサイトが多々ありますので是非一読して下さい。
でも針の抜き方は難しそうです。
今回の経験で痛みも痒みも「冷やす」と少しずつ軽減されます。
私は、バケツに氷水を入れて冷やす、その後保冷剤を入れるようにし、
その後は保冷剤を靴下の内側に入れる等しました。
保冷剤をバケツに入れる場合は良いですが、肌に直接付けていると、
時間が経つと保暖(?)剤になりました。
その後は熱様(熱さま)シート大人用に変えました。
こちらの方が冷却効果がありました。
8月も残り少なくなってきましたが、これからキャンプやBBQ等の
アウトドアを楽しむ方は蜂や他の毒虫、蛇等に遭遇すること或いは被害に
会う事こともあるかもしれません。
ポイズンリムーバー等を持参することや、衣服の種類や色にも気を付けて、
是非楽しいアウトドアライフにして下さい。
又、特に蜂の場合は、今回の経験で副腎皮質ホルモン系の軟膏があると良いですが、
お子様がいらっしゃる場合や副作用も含め、事前に近隣の病院で
お医者様のアドバイスを受けられた方が良いのではないでしょうか。
それと酸素濃度計を使えば、血液中の酸素が指先で簡単に測れますので、
あると更に良いかもしれませんが、やはり事前に専門家のアドバイスを
受けえた上て使用することが大切だと思います。
文 田辺 熱
蜂その5
腫れが引いた後、刺された箇所をよく見ると、左足のくるぶし下の右側に針1か所、左側4か所あった。
今回のスズメバチの一件で、ゴキブリは"可愛い"と思えるようになった。
人の気配で隠れる、逃げる。明るい時には顔を出さない。家主を刺さない、噛まない。
ゴキブリホイホイにも"かかってくれる"。
それに比べ、スズメバチは家主に感謝どころか危害を加える。更にはミツバチをも全滅させる。正にゴキブリ以下だ。
今回の一件で、我が実家には2本のスズメバチ駆除スプレーを常設した。
駆除必須昆虫となった。
その後会社に電話をした。スズメバチに刺されたと言うと「アナフィラキシーショックは無かったですか」と即言われた。
他のテクノオフィスの社員と電話で同じ話をした時も、「アナフィラキシーショックは無かったですか」と同じように言われた。
このような言葉がすぐ出るのは嬉しい。流石だ。
文: 田辺 熱
蜂その4
蜂その3
結論、このスズメバチの駆除は自分でするしかない。
とは言え防護服がなければ、危なくて出来ない。
そこで従兄弟に防護服を持っていないか電話した。
事情を聴いて従兄弟がスズメバチ駆除すると言ってくれた。夕方我が家に来るので、
スズメバチ駆除スプレーを4、5本買っておいてくれとの事。
早速、右足は靴、左足はサンダルで痛い左足を引きずりながらホームセンターへ。
スズメバチ駆除用スプレー 2種類5本を買う。
特に、スズメバチマグナムジェットプロは、黒いグリップにトリガーと
まるでピストルのようだ。トリガーを引くと図の左側から噴射する。
写真&文:田辺 熱
蜂その2
蜂に刺された!
8月12日午前9時過ぎ、エアコンの設置業者の方が来た。
これまでは実家に戻った時に仕事をするのはエアコンのある居間であったが、
空き部屋を仕事部屋にしようと思い、その部屋にエアコンを設置することにしたからだ。ところがアコンの設置業者の方曰く、蜂がいるのでエアコンの設置が出来ない、 蜂の駆除をしてほしい、その後に設置するとのこと。蜂の確認をしに行くと確かに室外機の設置予定の場所の近くに
蜂が数匹飛び回っていた。どこに蜂の巣があるかと見ようとした瞬間、左足かかとの内側がチクリと痛い。
見ると蜂が刺しているではないか。
急いでその蜂を叩くと、すぐさま同じ左足の反対側かかとの辺りを数回刺された。最初のチクリの直後、左足に激痛が走る。激痛と同時に刺された所に心臓があるかのように
血管が早鐘の様な動きをしている気がした。本当の心臓はそんな感じでは全くないのだけれど。
病院に行かないとまずいと思い、右足は靴で左足はサンダル履きで足を引きずり車で病院へ。
受付から診察までの時間がこれほど長いと思ったことはなかった。とにかく酷い痛みだ。
看護士さんが血圧と血中の酸素濃度を測りにきた。
血圧上199、下100、初めて見る値だ。
血中の酸素濃度は正常との事。
別の看護士さんが刺された場所を冷やす様にと氷のはいった袋を持ってきてくれた。
やっと診察。
先生「どんな蜂に刺されました?」
私「名前は分かりません。体長が3cm程度で黄色の蜂でした!」
その時初めて私は、蜂と言えばミツバチかあしなが蜂しか知らない事を知った。
注射はされず、軟膏の処方箋をもらい、購入後直ちに薬局で塗り、自宅では
バケツに氷水をいれ、ビニール袋に足を入れてそのまま冷たいバケツの中へ。
冷やしながらネット検索だ。
なんという名前の蜂だろうか、駆除する方法は等等。
分かったことはこの蜂は「スズメバチ」だという事、更にこの「スズメバチ」は私の大切なミツバチをも攻撃し、壊滅させるとのこと。許せん! 名前もスズメバチではなく毒蜂が良いと思った。
駆除には防護服が必要なこと、ネットで買っても、実家にいる間に届く保証がない事だった。
駆除の専門業者も、まず見積、そして駆除の際に私の立会が必要との事。これも時間的に無理だ。文:田辺 熱
蜂その1
私にとって、蜂と言えばミツバチ、ミツバチといえば蜂蜜。
子供の頃、我が家では蜂蜜は貴重な物で、祖母が壺にいれて保存していた。
少し体の具合が悪い時等にのみ祖母が食べさせてくれた。
そんな貴重だった蜂蜜だが、中学生か高校生の頃からだったと思うが、
蜂蜜を好きなように食べられるようになった。
家の近くにスーパーが出来たのではない。
養蜂業の方が、れんげそうが咲くころ、我が家の田んぼや山の彼方此方に
ミツバチの巣箱をおき、れんげ蜜を集めた。
我が家での収穫が終わると次の場所に移動する。
その時に1升ビン2本のれんげ蜂蜜をお礼として我が家に置いてくれるように
なったからだ。
れんげそうは稲を植える為の緑肥だったから毎年春、我が家の田んぼの
全てがれんげそうで満開だった。このれんげそうからとれる蜂蜜は香りや味に癖がなく私は大好きだった。
れんげ蜂蜜は甘党の私のお菓子替わりとなった。この時から蜂は私にとっては蜂蜜のプレンゼンターで、昆虫というより
大切な"Creature"であった。文:田辺 熱