サンディエゴ ③
サンディエゴ ③
快適な空の旅、、、のはずだった。
「飲んだら眠れる」特技の私が眠りについたとたんに、又、直ぐに
目覚める事に。眠った、直ぐに目覚める、を繰り返すことになった。
このJALの機内食のサービスは2人のCAさんがカートを押して食事を運ぶ
スタイルではなく、一人のCAさんが乗客が食べたい時にその人の分を持って
来てくれる。3,4人のCAさん達が当然私だけではなく次の人にも、
更に次の人にも。更に、更に、更に、、、。
一人一人の乗客の満足の為に。
そうこれがJAL流のおもてなしBEDDなのだ。
「機内食でお楽しみいただけるアラカルトメニューを
バラエティー豊かに(最大18種類)ご用意しております。
全国から届いた選りすぐりの一皿をお好きなタイミング・お好きな
組み合わせでお楽しみいただけます。」
だからCAさんは忙しい。
通路側の席の私の傍をCAさん達が"あわただしく"一人一人の為に通る。
その度に、床がドンドンと鳴るのだ。抜き足、差し足で歩いてはくれない。
又、ギャレーからは何かを準備している音が、、。
結局、私は、美食を堪能した後そのまま眠りにつけなかったのだ。
CAさん達は、このサービスの為に、どちらかというと、
あわただしく働いている。動き回っている。
どんなに有名なシェフの料理でも、機内でシェフが調理しているわけではない。
レストランでいただく料理と同じものを機内食では無理だし、期待しない。
私は普通の和食があるだけで満足。
健康を考えると、機内では何種類もの食事はしない。
機内での食事の後の数時間は寝たいのだ。
ところでJALのマネジメントの方々は実際に乗って
このサービスをご自身で確認・体験をなさって
いるのだろうか。
いずれにしても、飲んだら眠れる体質が災いしてか、寝ては無理やり
起こされる感じで、変に睡眠不足でサンディエゴへ。
写真+文
田辺熱