[新型コロナ関連論文]SARS-CoV-2変異株B.1.1.7に関係する総体症状、再感染、伝搬性の変化:エコロジカル研究

[新型コロナ関連論文]SARS-CoV-2変異株B.1.1.7に関係する総体症状、再感染、伝搬性の変化:エコロジカル研究

2021.05.08

202012月にUKで確認されたSARS-CoV-2変異株B.1.1.7の感染が増加したため、同変異株の有症率が最も増えた2020928日から1227日までにCOVID-19の陽性診断を受けた人々が使用するCOVID症状研究アプリから得たデータセットを用いて、地域における同変異株感染と、報告された症状・経過・再感染率・伝搬性との関係性を生態学的疫学研究によって調査されました。

その結果、症状における変化の不足は、既存の確認テストやサーベイランスのインフラを、同変異株のために修正する必要がないことを確認しました。

また、再感染に明らかな増加が見られないことから、ワクチンは、同変異株に有効である可能性が高いとのことです。

詳細は以下のURLよりご確認くださいませ。

https://www.thelancet.com/journals/lanpub/article/PIIS2468-2667(21)00055-4/fulltext?dgcid=raven_jbs_etoc_email