お茶会

2017.05.22

お茶会

先日日比谷を散歩していましたら一保堂というお茶さんを見つけました。
日比谷通りも数年前から綺麗な街並みになった場所です。

お店の中は日本茶販売とカフェになっていました。

久しぶりにお抹茶気分となり店員さんに立ててもらいました。

s-2017年5月20日一保堂.jpg和菓子を先にいただきお薄をいただきました。

ほんのり甘い香りがして飲み干した時は

心もリラックスできました。

あ~なんて良い時間なんでしょう。



時がゆっくりと流れていきます。こんな自分になれたのは本当に久しぶりの気がしました。

結婚前は茶道もおけいこの一つにしていたので、お茶会にお供をしたものでした。
茶道の先生は母の同級生で、勉強熱心で、活発なお人柄でした。
初釜はホテルオークラで毎年開催や三溪園でのお茶会や八芳園のお茶会など
めったに入れないお茶席に多くお供をさせてもらいました。
母はその都度着物を新調してくれて、それも楽しみの一つだったかもしれません?
娘は何時かは嫁ぐもの、という意識の中で出来る贅沢をさせてくれたんでしょうね。

https://www.youtube.com/watch?v=fmukjUoevf4&t=1367s

お茶会一般的 基本


先生のところでも通常のおけいこからお茶会開催や季節ごとの冬の初釜、春の野点、夏のゆかた会秋のお月見会など、風情を大事に教えてもらいました。

先生は半懐石も作って私たち社中にもてなしてくれました。
床の間に飾る生け花、お軸の話、お茶碗の焼き物の説明、お茶道具の歴史的背景
綺麗な言葉遣い、きちんとしたお辞儀の仕方等々、それに先生はおけいこの時
必ずお着物でした。

https://www.youtube.com/watch?v=OzkqqD0ix_E

お茶会に招かれて 一期一会


茶道は日本人の持っている礼儀を大切にする道でもあります。
お茶会に同行する前日はお世話になりますと先生にご連絡をして、翌々日にも昨日のお礼のご連絡をします。
人の前を歩かない、お先にどうぞの言葉を生活の中で日常的に使用します。


多くの体験を身に着けることで知らないうちに半歩先生たちにお近づけるかなって感じでした。

のんびり、の生活は今のご時世意識しないと出来ないですよね。
人より先に人の前を横切り、が当たり前になってきているのは、、

外国人観光客はお抹茶が飲めるらしいですね。
そして京都の嵐山の竹林が大人気だそうです。
竹の風の音が外国の方に共感を得ているのは日本人以上に日本人的かも。

日本大好きな観光客が増えるのはありがたい。お国に戻り日本の良さを話してくださいね。


写真&文: 5Gチャレンジャー お写真は一保堂さんに許可済み