ビール その1
2012.07.17
ビール その1
我が家は先祖代々「男は酒が弱い」とこれまで母や祖母に言われてきた。
私の知る限り、確かに父はお酒が弱く、お猪口一杯で酒席を離れた。
私もビールを小さなグラス一杯(200CC程度)でも全身(頭から足まで)赤に変身し、
脈拍も120程度になり、飲むと横になるのが常だ。酒よりも甘いものが大好きである。
これも父親譲りだ。
ただ私の場合は酒は直ぐに酔うので多くは飲まないが嫌いではない。
ワインもグラス1杯程度なら赤、白、スパークリングどれもOK。日本酒はあまり飲まないが。
高知の実家周辺では、「猫が子供を産んでも祝酒」との言葉があるほど
酒は大好き、酒には滅法強い人たちが多い。酒とはもちろん日本酒のことだ。
かつて実家の夜の酒席で、近所の人から日本酒を勧められたので、仕方なく「ではビールで」
と言ったところ、「ビールは昼間のお茶だ!」と一喝され、無理やり酒(日本酒)を勧めらた。
ビールは夜飲む酒ではないのである。
ところでビールと言えば夏。夏と言えば冷えたビールだったが、今は季節は関係なく
冷えたビールを飲むのが当たり前になった。
半年ほど前、京都駅近くに酒店に地ビール「花街ビール」が置いてあったので、
どんな味かと早速買ってホテルの部屋で飲んでみた。
これが美味い。初めてビールが美味いと思った。
その後埼玉にも地ビールはないかとネットで探したところ、KOEDOビールを発見!
早速数種を購入。
飲んでみるとKOEDO のKyaraの「リニューアル版」は最高!
2杯でも3杯でも、飲めるものなら何杯も飲んでいたい味と香りと切れの良さだ。
(続く)
写真&分:田辺熱