心を整える 長谷部 誠
2011.06.21
心を整える 長谷部 誠
苦しい時には真っ向から立ち向かう。
08年ドイツチームに移籍マガド監督は鬼監督で有名だそうだ。練習はこれまで経験した事の無い過酷なものだったそうだ。監督はトレーニング用に24度の傾斜を作らせて
4キロのボールを両手に持たせて18メートルダッシュ。
もう一つは10度の傾斜を65メートルダッシュ
階段トレーニングも、20センチ、30センチ、50センチと作られていて
上り下りを繰り返し、30分もするとももの筋肉が震えだすのだそうだ。
筋肉もさることながら、メンタルも凄かったらしい。
ランニングは走る時間や距離を事前に知らせない。
配分を考えて走ることが出来ない。何時まで走り続けるのか選手にはわからない。
50メートルダッシュも終わりが見えない。
正に鬼監督といわれる訳だ。
プロがこんなに過酷と感じるのだから、一般人には到底ついて行けない練習だ。
だから、試合になっても自分を信じて負けない体力と精神力がつくのだろう。
それ以上にきついのは、試合に負けるとさらに練習量が増えたそうだ。
さすが、監督についていくのは大変だろう。
長谷部選手のポジションを監督が替えると、自分の知らなかった動きや流れが見えてきたそうだ。
09年5月ブンデスリーガーで優勝。
選手にとって優勝の経験回数が多いほど、次に高額移籍するチャンスは多くなる。
自分にどれだけ厳しくいられるのか。
プロサッカー選手は現役が短い割には過酷で厳しいものですね。
心を整える。著者;長谷部 誠
感想:3Gチャレンジャー