[新型コロナ関連論文]COVID-19蔓延中の日本におけるウォーキングの変化

[新型コロナ関連論文]COVID-19蔓延中の日本におけるウォーキングの変化

2021.06.02

 本研究では、緊急辞退下の日本における行動制限は、日々のウォーキングのパターンを変化させるかどうかを調査しました。

 このため、2019年と2020年の32日~2020615日の2期間に、約3900人を対象に、歩数、歩くスピード、歩幅、歩くリズムをスマホのアプリによって測定し、後ろ向きコホート疫学研究を実施しました。

 その結果、歩数は著しく減少し(2019年は4400歩数→2020年は3400歩数)、歩くスピードは大幅に上昇しました(2019年は1.23m/秒→2020年は1.25m/秒)。

 以上から、緊急事態は、個人の運動量と歩く速さに大きく影響を及ぼしていると結論づけられました。

 ご興味をお持ち頂けましたら、以下のリンクよりご参照くださいませ。

 https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0966636221001855